松岡享子さんが、文も絵も手掛けられました。東日本大震災の復興支援として作られた絵本だそうです。前からと後ろから、それぞれ真ん中まで読みます。うれしいさんとかなしいさんが、うれしくなったりかなしくなったりを繰り返しながら進んで、真ん中で出会うのです。出会った時には二人とも うれしいさん!「禍福は糾える縄の如し」という ことわざを思い出しました。
くまたちは、ちょっとしたことで、「うれしいさん」になったり「かなしいさん」になったりします。確かに、こういうことってあるなぁ〜。もちろん、大きな大きな悲しみの中にいる時に「うれしいさん」になるのは、なかなか難しいことですが、「うれしいさんは すぐそこにいるよ」と思いたい。これを読んだ人(とりわけ子ども)が、ひと時でも笑顔になれば、作者は「うれしいさん」になるのだそうです。小さなこどもさんと一緒に 読んでみたくなりました^^