60年代にでた初代にゃんこちゃんシリーズの一冊です。絵本ナビでは登録されていなかったので、今は絶版なのかもしれません。
ごろごろにゃんこはいつもごろごろしているので、魔法使いの女の子に「目はいらないよね」「足も必要ないでしょ」「耳も鼻ももらっちゃおう」とどんどん取られてしまいます。ようやく「これはまずいんじゃないか」と思ったときはもう猫とは言えない状態になっていて、とうとう魔法使いのおばあさんに魔法をかけられて、猫ではない別の生き物に変わってしまいます、というお話。
子どもの頃は、「あららら〜、にゃんこ、こんなになっちゃったよ〜」という感じで、結構面白かったのですが、今読むと、母にとってはちょっと怖い話です。
図書館で見つけたら、是非読んでみてください。