3歳の娘が図書館から借りてきました。
表紙の優しい青の色と、
やさしいタッチで描かれている白黒の絵。
今回もカラーは表紙と同じ青色が、
主にお母さんのスカートに使われているだけですが、
その場その場の情景が、
とっても生き生きと映し出されています。
お母さんの言う事は全然聞かないハリー。
でもよくよく見ると、
花を摘んで亀にあげたり、
お母さんの見てないところで消防士さんに投げキッスをしたり。
お母さんは、ハリーのことを
「いうこと聞かない面倒な子」と思ってるかもしれませんが、
ハリーのとっても優しい一面が、
お母さんの見てないところで、描かれているんです。
子供って、こうなんだろうな。
いつも注意したがりの大人の姿と、
大人が見てなくても自分の世界を持ってる子どもの姿が、
よく描かれているなぁと思いました。