緑・青・赤等のシンプルな色彩でありながらも、ピーターが住んでいる森の風景や、ピーターがお友達を求め、目指した町や学校の風景の違いを見事に表現されております。
バーバラ・クーニーさんの作品は、数冊拝見させて頂いておりますが、素晴らしく多才な方なのだと改めて痛感させられますね(o^_^o)
5歳になったピーターは、お誕生日にロウソクを吹き消すシーンでの、母親の「願い事は、自分で叶えるものよ。」という一言にピーターならずとも、誰もが奮い立たされる事ではないでしょうか。
ピーター少年の感情の揺れや心の成長を捉える事の出来る、素晴らしい作品でございました。
この作品には、我が子の成長を考えたり、大人の方でしたら、幼い頃、こんな気持ちになった事があったであろう事を思い出しながら読む事が出来ると思います(o^_^o)
シンプルですが、どこか懐かしい記憶・・・・・・おすすめの作品です♪