鮮やかなレモンイエローのバックに、のびやかな線で描かれた白いぺチューニアが印象的な表紙です。
ペチューニアは歌が上手くなりたいのです。カナリアや、モリツグミ、コマドリ・・・みんなが羨ましい。自分は「グワッ グワッ」だもの。
でも、そんな「グワッ グワッ」も役に立ちましたよね。泥棒をみんなに知らせることができたのですから。
ペチューニアがとても愛されていることを感じた絵本でした。だって、物語なかほどの見開きいっぱいのが楽譜はペチューニアの歌!それも6番まで!!
「グワッ グワッ グワッ グワッ グワッ グワッ♪」がとても効いた歌です。この歌はおまけの歌じゃないですね。タイトルにもなるくらいですし、真ん中に どかんと載っているし無視できない。下読み必須です!さもないと、慌ててしまいます((^^;)
こんな風に愛されて(泥だらけの足は嫌われますが・・・)、動物仲間やパンプキンさんたちと一緒に 楽しく暮らす農場での暮らし。お金しゃない、モノじゃない。この穏やかさ (たまには?泥棒もやってきますが・・・)は幸せの原点だなーと思いました。