「ぼく」の家族は おとうさんとおかあさんと、ぼく それからおじいちゃん!
何をするのもおじいちゃんと一緒、お風呂ももちろんおじいちゃんと一緒。
ぼくはおじいちゃん大好き♪
おじいちゃんはお風呂に入ると必ず「ごくらく、ごくらく」って言うんだ。
そんなある日、おじいちゃんは腰が痛くて入院した。
そして・・・それきりおうちには帰ってこなかった。
ほとけさまの国にいってしまったんだ。
ぼくはそれからはおとうさんやおかあさんとお風呂に入るようになったけど、
おじいちゃんのまねをして「ごくらく・ごくらく」っていうんだよ。
長女と私、号泣。次女、きょと〜んとしてました。
大好きな人の死、実感できるようになるのは個人差もあるでしょうが、いくつくらいなのかな?
私のおじいちゃんも健在です。子供たちのおじいちゃんも二人とも健在です。
きっと、この本を読みながら、3人とも自分のおじいちゃんを想像したでしょう。
楽しい思い出を振り返っていたでしょう。
私も、おじいちゃん子でよく一緒にお風呂に入りました。
大好きな人がいなくなる・・・。
本当に悲しい。自分の大好きな人がいなくなったら?
思い出が多すぎるほどに切ない。
”ぼくはお風呂に入るとき、おじいちゃんのまねをして「ごくらく、ごくらく」といいます”
そう、その人がここからいなくなっても、心の中にちゃぁんといるよ。大丈夫。