うちは、じいちゃん(曽祖父をこう呼んでいた)を半年前に亡くしました。
息子は、盆と正月が一緒に来たような感じで、不謹慎にも正直、楽しそうでした。
が、一応、じいちゃんが、天国に行ったというのは、解っていて、時々私に
「じいちゃん、天国着いたかな?」とか
「自己紹介、うまく言えたかな?」とかいいます。
私は、この本を読んで、久々に心の奥をくすぐられたような感覚があり、とても気に入りました。
この本を読んだら、息子は、一体どんな反応だろうかと、ドキドキしながら読みました。
読んでいくうちに、どんどん子供が引き込まれていくのが、解りました。
特に、感想も言いませんでしたが、今日、お風呂の中で
「ごくらく、ごくらく」
といって、肩まで浸かっていたので、たぶん気に入ったのでしょう。
この本には、なにか、家族のあったかさがあるような気がします。
また読んであげたい本でした。