絵本ナビの「死と向きあう」に紹介されていた絵本。
なので、お別れの時が来るのはわかっていましたが・・・・
あまりに“ぼく”と“おじいちゃん”が仲がよく、とてもステキな関係で、実に楽しそうで・・・。
まだまだそんな関係が続くと思って読み進み、お別れのページをめくってしまった途端、しばらく沈黙してしまいました。
思わず涙が流れ、なかなか読むことができず、子供をかなり待たせてしまいました。
私の子供たちも実家に帰ると、かなりのおじいちゃん・おばあちゃん子ですが、共働きの両親に変わって、いつも一緒だった絵本の二人には遠く及びません。
残念ながらお別れしてしまった“おじいちゃん”ですが、最後まで、幸せいっぱいだったでしょう。
またいつまでも“ぼく”の心の中で生き続けるでしょう。
大人になっても、「ごくらく・ごくらく」のことばを言い続けて欲しいなぁと思いました。
とても悲しいお話ですが、力強く、味のある絵で、心が温まります。