ある冬の朝雪が降っていたので、主人公のブルンミは、アンニバンニといっしょに外に飛び出しました。
雪合戦をして雪だるまを作ったら、あっという間にお昼ご飯の時間です。
アンニバンニは帰ろうとするけれど、ブルンミは雪だるまと離れたくありません。
思いきり駄々をこねて、雪だるまを連れて帰ることを許してもらいました。
家の窓から、庭に置いた雪だるまが見えます。
それを眺めて、ブルンミは満足です。
「ああ ゆきがふるって なんて すてきなんだろう!」
と思いました。
雪を見ると、たいていの子どもたちは大喜びをします。
それはどこの国でも同じようで、ブルンミも、さっそくアンニバンニと遊びに出かけます。
少しでも温かくなると雪は解けてしまうから、よけいに嬉しいのかもしれませんね。
小さなお子さんに、合うのではないかと思います。