裏表紙とつながったダイナミックな表紙の絵、思わせぶりなタイトル、見返しに描かれた大量のバナナ、さりげない出だしの文、お話が始まる前から、とても良い感じです。
2年生のクラスで読みましたが、大ウケ!「どうすると思う?」で「食べるー!」「どうなると思う?」で「すべるー!」と大合唱。「どったん!ばったん!てっどん!ばっどん!・・・」とうさぎがすべる場面では大笑い。とても楽しんでくれました。
初めて会った子どもたち、おそらく再び会うことはない子どもたち。でも、一緒に絵本を楽しんだことで、気分はすっかり「同士」でした。「バナナじけん」で、読み聞かせの醍醐味を味わわせて頂きました。
実はいつも、「あんなに深いコンテナの底のバナナは、どうやって外に落ちたんだろう?よっぽど、ガタガタと揺れたのかな?」と気になっているのです・・・。あ、でも、細かいこと、気にしちゃいけませんよね?