ぐうたらするのが大好きな真由ちゃんのところに、ある日「ぐうたら道」を教えてあげると言う白猫が現れます。
ぐうたらするのにも、美しくぐうたらする「道」があるのだそうで・・
その発想の面白さに、まず引き込まれました。
この猫、部屋の散らかり具合から美しい寝姿まで色々ウルサく、果ては昼寝の後に食べる「おめざ」にもこだわりがある、なかなかのツワモノです。
一生懸命、「ぐうたら道」のおけいこに励む真由ちゃん。最後、クッキーが焼けた時に見たものは・・・?
お話が少し長めで面白く、小学生の子が読む絵本にピッタリの内容だと思います。
児童書の「ルドルフとイッパイアッテナ」シリーズが好きな息子は、「この白猫、なんかスノーホワイトに似てるね」という感想でした。
また、最後のクッキーを食べ終えた猫のイラストが、この絵本をより楽しいものにしていますね。