ちょうど、そろそろまた新しい絵本を…と探していたころ、
私自身、疲れもあり、とてもイライラしがちな頃でした。
絵柄が優しかったので、心惹かれて、衝動買いしました。
登場するウサギの親子は、
一日に何度も何度もぎゅっとハグしています。
一日中、起きてから寝るまで、
ふたり一緒に、食べて、遊んで、散歩して、ぎゅっぎゅっ。
だいすき、って言いながら。
息子はイヤイヤ期ももう長く、更にナンデナンデも始まり、
ママべったりで一人遊びをせず、
一日振り回されている感覚に陥っていた私が、
その絵本を読んで、嘘のように、
「いっしょが嬉しい、だいすき」と思えるようになったのです。
もちろん疲れることもありますが、あまりイライラしなくなりました。
なんだか憑き物が落ちたような感覚です。
きっと優しい絵と、優しい言葉に癒されたのだと思います。
息子に読んであげるときに自然と作中の優しい言葉を口にするので、
心まで良い方に引っ張られたのかもしれません。
息子は時計に興味を持っていたこともあり、
○時、○時、おつぎはなぁに?
と続いていくのが楽しかったようです。
息子ももちろんですが、私がとっても大好きな絵本です。