タイトルを見て「ピン!」ときた人もいると思いますが、タワーの絵本です。主人公は『東京タワー』でした。
絵本の中の言葉はすべて駄洒落調になっていて、どの言葉の後にも「……○〇だっタワー」と続きます。
この言葉遊び的な感覚だけでも楽しいのですが、丸山さんの遊び心はとどまることを知らず、絵の方でもハイセンスなナンセンスぶりをポンポンと披露してくれました。
これは実は図書館でお借りしてきた作品なのですが、新刊情報から予約をして、手にするまで約3か月。
なんと今は、「スカイツリー」ブームなので、タワー物の作品はすごい人気なのだそうです。
字も太く大きな字で読みやすいですし、絵も明るい色で描かれているので遠目も利くと思います。
最後の方には各地のタワーが続々登場しますので、建築物に興味のあるお子さんたちには特にお薦めしたいです。
この各地のタワー、私は全然見分けがつかなかったのですが、丸山さんの絵を見て、一目でどれが何のタワーなのか分かった人はすごいと思います!