イソップ寓話を、劇仕立てで紹介する作品です。
西洋風に擬人化されているので、多少の違和感はありますが、
そもそも、動物たちに語らせているストーリーですから、
滋味深いです。
劇仕立てということで、寓話の教訓が、最後のセリフに凝縮されていて、
見事なフィナーレです。
「キツネとカラス」「キツネとツル」「町のネズミといなかのネズミ」「オオカミとツル」「キツネとネコ」「オオカミと子ヒツジ」「カラスとクジャク」「キツネとブドウ」「オオカミと犬」の9話所収。
「オオカミと子ヒツジ」は初見でしたが、納得するとともに、身震いしました。
イソップ寓話、奥深いです。
短いので、幼稚園児くらいからでしょうか。