本当に鳥の好きな子しか見ないかもしれません。
日本の野鳥約480種のうち、普通に見られるものを、
生息している環境別にわけて作られたシリーズもの。
この絵本では、草原に住む鳥たちが描かれています。
解説は、特徴・習性・分布と渡りの3つ。
絵は、手描きならではの温かさがあり、
鳥好きな人ならきっと見入ってしまうと思います。
小さい頃、家で飼っていたことがあるうずらも、
草原の鳥なんですね。
いろいろな鳥が描かれていますが、
可愛らしい瞳が大好きです。
生きてるって感じがよく出ています。
作者は、薮内正幸さんです。
絵本なら「どうぶつのおやこ」「なにのこどもかな」などがあります。
岩波少年文庫の「冒険者たち」の絵も描かれています。
どの作品を見ても、優しさであふれていると思います。
この絵本は、リサイクルフェアで手に入れた古い(1974年発行)ものなので、
普通には購入出来ないかもしれません。
もし出来るのなら、『日本の野鳥1にわやこうえんにくるとり』が
ほしいなって思っています。