夏休みに海辺でお店を営むおばちゃんちで過ごすチャーリー。
主人公が男の子で、10歳ぐらいということ、そしていたずら好きということで、息子も親近感を持って読める作品だったようです。
読み聞かせをしていましたが、途中で先が知りたくなったようで、自分でさっさと読んでいました。
ジーンおばちゃんの友人として登場するキャド夫人コルネットーさんなど個性豊かな人々と周辺で起きる出来事がおもしろかったです。
全編の上段には作者のイラストつき。中学年向けの本にこれだけイラストがふんだんなものはないですし、男の子が巻き起こすいたずらや事件が中心なので、あまり本に興味を持たないお子さんでも興味を持ってくれるのではないかと思いました。
読み始めたらぐんぐん一人で読みたくなるお話だと思います。10歳ぐらいの特に男の子の本としてお勧めです。