みほちゃんは、隣の席のますだ君のせいで「学校に行きたくない」みたいです。
ますだ君はみほちゃんに意地悪してばかり。
昨日はとうとうケンカしてしましました。だから、今日は怖くて学校に行きたくないみほちゃんでしたが・・。
小学生の頃は、こんな男の子と女の子のやり取りがよくあるものです。
意地悪されていると思っていても、実は相手は意地悪をしているつもりはなく、その子にとっては、立派なコミュニケーションだったりするのです。
でも、子供にはそんな事理解出来る筈もなく・・・「意地悪された」と思ってしまうんですね。
その子供ならではのやり取りを、みほちゃんからはますだ君が怪獣に見える形で描いている発想は、お見事。
小学校低学年の読み聞かせにお薦めです。