子どもって、口で言っただけでは親の言うことを聞かずに時に反発してみせることがあります。
でも自分で体験したことに関しては体感できるので、その一連の行動を見守るのが、子育ての中ではとても大切と、これまでの息子とのやりとりでも感じていました。
この「やだよ」に出てくるくまの子は、お母さんが何か言ってもああ言えばこう言うという感じで切りかえしてくる子です。
子どもはやんわりと諭してみても聞かないっていうこともよくあります。そんな時の親の心構えとしても読めてしまうかも。
でも、そんなこと考えずに、親の立場からだと「そんなことあるある」という感じでも読めそう。子どもの立場からだと「こんなことしたいんだよ」という思いで聞くかもしれません。
何にしても親子のやりとりが微笑ましくほのぼのとした絵本だと思います。