からすのパンやさん、続編シリーズ第3弾です。
9歳と4歳の娘たちと読みました。
このお話は、いずみがもりにあるてんぷらやさんが火事になり、
お店が全部燃えてしまったという、なかなか衝撃的な始まり方でした。
そこにパンやのレモンさんとオモチくんがお見舞いに来て、
いろんな人(いや、からす)と一緒にお店を再建していく、というお話です。
多くの人が協力し合って助け合う姿に心を打たれました。
料理に興味のある9歳の長女が、
『てんぷらあげの秘伝』の授業にくぎ付けになっていました。
そして大好きな「えび天とエビフライが食べた〜い!(^o^)」を連呼(笑)。
私も揚げ物が食べたくて仕方なくなりました。
4歳の次女には『秘伝の授業』はまだちょっと難しかったようです(笑)。
てんぷらや揚げ物を作るのって結構大変ですよね。
お祝いの準備をしているみんながとても嬉しそうで楽しそうで、
みんなの嬉しい気持ちがウキウキとこちらにも伝わってきました。
火事という災難に見舞われながらも前を向いて頑張ったキュウベエさん一家に
笑顔が戻って本当に良かった。
ジロくんにも感謝です。
あとがきを読みながら、東日本大震災のことや
様々な災害に見舞われた方々のことを想いました。
このお話は、あとがきを含めて是非大人の方々にも読んでもらいたいなぁと思います。
うちの娘たちも、「おいしそう」だけでなく、
深いところに気付くのはいつになるかしら(^^)。
「てんぷら一週間」の歌も上手いなぁ、と思いましたが、
「てんぷらフライのうた」の最後に 「!!!」
“フライにレモン”♪
なるほどね〜♪
レモンちゃんも幸せになって、おめでとう(^^)♪
優しい気持ちと人々の力強さがあふれ出すお話でした。