からすのパンやさんシリーズ、4羽の子供たちが大きくなって今回はレモンさんとオモチくんが登場します。
てんぷらやさんが火事になってしまうという大ピンチからスタートするこのお話、困ったてんぷらやさんを助けるためにレモンさんとオモチくんがてんぷらの作り方を教えてもらい、また町中のカラスたちも手伝って新しいお店を作ってくれます。
てんぷらの材料も、今までの別シリーズ「からすのおかしやさん」や「からすのやおやさん」で出てきた他の兄弟たちが用意してくれます。
こうして、たくさんのカラスたちが力を合わせ、また、てんぷらの作りの授業も無事に終了ついにてんぷらやさんは復活することができたのです。
かこさとしさんの言葉の並びが心地よく、子供たちも聞き飽きることなく最後までお話にのめり込みます。
あとがきまで読んで!と言われたのは、このシリーズが最初だったと思います。
そして、この「からすのてんぷらやさん」のあとがきを読むと、このお話がさらに深く楽しめるものになると思います。