一人で読みました。
ずっとネコと暮らす我が家ですが、とにかく絵がすごく美しくリアル。ネコの動作がそのまま絵になっています。
お話は温かくて、もう買っちゃおうかなと思いながら、それこそ垂涎だったのですが、オチに違和感が残ってしまいました。
そのまま一緒に暮らした方が、私は好きだな。
その日の糧は生きる必須条件で大切なものだけど、それよりおじいさんの寂しさを埋めてあげて欲しかった。
不思議な出来事で繋がっていることよりも、実際目の前で誰かがいる温もりが欲しかったと思います。
それが(この話の中での)愛だと思って読み進めていたので、最後に落胆してしまいました。
が。
ここでの皆さんの言うとおり、宗教色といわれれば確かに。
なんだ言いながらもとてもよかったので、ぜひ他の作品を読んでみたい。