漫才コンビキングコングの西野亮廣さんの作品。
なんと、原案はタレントのタモリさんだとか。
操り人形が紡ぐ近未来の人間世界です。
空中帝国に住むカンパネラ少年が、
ある日、「森」と呼ばれている地上世界の少女ヨナヨナを見つけ、
大人になってから探しに行くストーリーです。
環境問題も背景に、価値観の違いなどを痛感するも、
それを超越する方法を思いつくのですね。
それが、音楽であり、オルゴールの音色が印象的です。
細密画のような絵は、独特の世界観ですが、
登場人物につけられた操り糸は、なぜか動きを感じさせます。
今までの作品の登場人物や、『えんとつ町のプペル』ルビッチ少年らしきキャラクターも。
にしのあきひろさんの物語ワールドの一部のようです。
時空を超えた力強いストーリーはさすがだと思いました。