いまどきの子どもが好きそうな絵では・・・と、岡本 順さんの絵が気になっていました。毎年この時期、店頭に並んでいます。
ひとがたに身代わりになってもらって、無病息災を・・・と祈るのは親だとばかり思っていました。
本当に素朴な木の人形を大切そうにして遊ぶおはなの姿や、それを暖かく見守る三郎次の姿にじーんときます。看病だって本当に大変です。木の人形の恩返しのようなところ、それに対して、お礼の祈りをしている姿にまたじーん・・・
気になるのは、2人のお兄さんなんです。両親の代わりに生活していかなければいけないので、しょうがないのかもしれないけど・・・三郎次の対称的な存在として設定されているのかな・・・と考えちゃうのでした。