岡山伸也さんの絵は、やさしいたっちで、まようやかげまでえがいてあり、とても見やすかったです。
内田麟太郎さんの、この物語のコンセプトというか言葉遊び的流れは面白いのですが、
「空あり」とか、
「このさき いきとまり しんじゃうの?」とか、
日本語らしい言葉の使い方をわざと変に読ませるあたりが、
子どもたちに難しいかな?と思いました。
まして、こういう変にとんち的要素があるものは、お薦めする年齢層も考えてしまいます。
絵はどちらかというと小さい子向けっぽいけれど、高学年でないとこの言葉の面白さは伝わらないと思います。
難しいので、評価は少しからめにつけました。