福音館のぐりとぐらの名コンビによる素敵な童話作品。
以前ナビでレンゲさんが感想を読んでからずっと気になっていました。
でも、年中の息子にはまだ早いし、5歳のお誕生日にあげたいなあと思い、ひそかに購入しながらも本棚に・・・
でもね、息子はきちんと発見。そして気に入っています
探検とか冒険という言葉には、大人・子供問わず心躍ってしまう響きがありますよね。
息子もそう。題名読んだだけで、この絵本に惹かれたようです
お話は、ある勇敢な少年たんたの5歳の誕生日に届いた1枚の不思議な地図。
たんたは探検をするために、さっそく、探険用の帽子、探険向きのおやつ、望遠鏡と準備にかかります。
ところがどのお店でも、すぐあとからひょうの子ども、バリバリ・バリヒがやってきて、同じものを買っていくのです。
さて探検に出発すると・・・
意外な探検の結末がそこに待っています
たんたが何かするたびに、ひょうの子供バリバリ・バリヒがまねをする。
そんな繰り返しが楽しい。
そして何よりも意外な結末(息子的には)。
予測できたようで、予測できなかった結末に息子はとっても大笑いしていました
ちょっと分量のある童話ですが、そんなことが気にならないくらいこの絵本の世界へ入っていました。
いつもと違う道を通ったときの新しい発見。ドキドキ感。
そんなものをこの絵本からも感じられちゃいます。
ちなみにこの童話、ネットで注文して本屋さんへ取りにいったのですが、店長さんより一言。
「名作ですよね。20年前だったらこの本、どの本屋にも置いてあったんですけどね・・・でもね、時代がかわってきてなかなか売れなくて・・・」
そうです、私は20年前の人間。
小学生の低学年の時にこの絵本読んで、未だに思い出になっています
私の中では、20年前と同じ、ドキドキ感が今でも感じられたのですが、そんな古いお話なのかなあ。
今の子どもでも十分にワクワクできる童話だと思うのですが・・・というか私って古いのかなあ。