エリサ・クレヴェンの独特の表現が、細部まで書き込まれていて、目を楽しませてくれます。
自分が、作った世界でたった一つの紙人形のお姫様。
それは、幼い子供にとっては、とても大切な宝物であり、お友達。そして、一緒に空想の世界で遊ぶのが、至福の時なのですよね。
私も、幼い頃の人形遊びの時間が、どんなに素敵で楽しいものだったかを思い出しました。
この楽しさは、男の子には、あまり理解できないかもしれません。
そんな楽しさを含んだ絵本です。
幼稚園生位の子供が一番楽しめそうですね。
最後に、自分で描きこめる紙人形の型紙があります。読んだ子供が、自分の好きな模様を描いて、実際に遊べるところが素敵です。