なんて分かりやすい!体の仕組みがざっくりと分かります。自分の体って知っているようで知らないもの。これを頭に入れておけば、例えば「子どもが便秘がち。」なんてことに必要以上に神経質にならないでいられると思います。圧巻は臓器の配置図。人の体にこれだけの物が詰まっているのかと感心しました。人の体ってすごい!この本をちゃんと読む子は自分のことも他人のことも傷つけることはないんじゃないでしょうか。だって、どの人の体もこんなに機能的にできているんだって知ったら、とても暴力なんて振るえません。 そしてナムーラさんの文がいいです。とても読みやすいです。読みきかせるというよりむしろ話しかけるという文章で、子どもの顔を見ながらページを進められます。 子どもが成長するにつれて子どもに寄り添っていく本だと思います。 2歳の娘にはまだまだ早い本でした。が、思いのほか絵を凝視していたので、大人の本棚でなく娘の本棚に置いておくことにしました。