おともだちは相性もあるので、無理してたくさん作らせようとは、思いませんでした。
同じことをされてもくっついて遊んでいるときもあるし、初めから家へ直行という相手もいました。
これは本人の問題で、親がどうこうできないと思います。
さて、主人公のアイザックは、相当のいじわるキャラで嫌われ者のようです。
ところが、引っ越してきたわにのオーリーをアパートから締め出す意地悪作戦を決行しても、調子が狂ってしまい、果ては一緒に遊んでいるようなことに。
ところが、オーリーの大切なものを壊してしまい、・・・・・・。
この後の二つの見開きが良かった。
オーリーが沈んでいる様子と、アイザックが自己嫌悪に陥っている様子。
ここに共感する小さい読者さんは、大勢いると思います。
そして、ラストには、どうもアイザックに本当のおともだちができたようですよ。
各見開き1〜2色の差色ですが、インパクトのある素敵な絵でした。
第2作もあるようなので、読んでみたいと思います。