図書館で、1年生の次男が「借りる」と持ってきました。
『ももいろのきりん』の中川李枝子&宗弥夫妻の作品ですが、割と表紙の雰囲気が地味なので、どうしてこれを選んだのかな?と不思議でした。
でも、このシンプルさが良いのです。
とらのことらたは、壊れたトラックを修理して、おまけにきれいに洗ってあげるのですが、道の途中で拾った紐を引っ張る道具にしたり、たわしにしたりして、上手に活用しています。
とらたがとれたタイヤを上手につけてあげたり、紐がたわしになったり、真っ黒なトラックが洗ってもらってきれいな青色のトラックになったり、感心するところがいっぱいあって、シンプルだけど楽しい絵本です。
奥付を見ると、「年少版こどものとも」と書いてありました。2,3歳のお子さんから充分楽しめます。