「ごんぎつね」「てぶくろをかいに」の作者、新美南吉さん。
この「あかいろうそく」は22歳の時に書いた作品と知って驚き、
29歳で亡くなったということにまた驚き・・・。
短い生涯で、このような数々の名作を生み出せるひとが本当にいたのでしょうか。
同年代なので、より一層そう感じるのかもしれません。
簡単にあらすじを書こうかと思いましたが、
どうしても書くことができません。
内容を書いてしまえば、ストーリーとしては本当にシンプルなのですが、
心に残る。すごく残る。
この絵本を、手元に置いておきたくなる。
これは読んだ者にしか分からないと思います。
絵も、とても好き。
文章を邪魔することなく、世界を広げているように思います。
好き。本当に好きな絵本です。