たまたま図書館で借りた絵本ですが、息子がすっかり気に入ってしまいました。
よくある設定ですが、ひよこはひよこのくせに自分の力を過大評価するんですね。まさに「ひよっこ」です。そういう発想はロシアにもあるのでしょうか。
ストーリーは単純明快。ひよこは両親から愛情をいっぱい受けているという話。何のひねりもない直球な内容ですが、無駄がないそんなところがまたいいです。
ただ、私の個人的な感想ですが、絵の「目」が気に入りません。かわいすぎです(おんどりが猫に向かって叫ぶ場面を除いて)。子供受けすると大人が思うような、かわいらしい、うるうるの目なのです。おんどりやめんどり、黒い猫やカエルがすごく綺麗な絵なのに、なんだか残念に思います。
息子は、「コ、コ、コケコッコー」と「ピ、ピ、ピヨピヨ」の場面が大好きで、夜寝る前に読むのに、ご近所中に響き渡る大声で叫びます。
息子にとっては星5つだと思いますが、「目」のことがあって4つにしました。