5歳児の男の子の独白です。
よしふみと名乗るということは、自伝的エピソードでしょうか。
よしふみくんは、近所の子が食べているチーズに憧れていたのです。
食べたこともない魅惑のチーズ!
そして、意を決して(!)、お母ちゃんにねだります。
ところが、案外すんなりとお母ちゃんは買ってくれ、
いよいよ、待望のチーズを食することとなり、そのお味は!
なるほどなるほど、そんな経験、なんとなく共感できます。
こなれた関西弁だけに、臨場感たっぷり。
ラストは呆然の展開です。
5歳児はどう反応したのでしょうか。
気になります。
題名が実に奥深いですね。
やはり、幼稚園児に読んであげたいですね。