赤いおおかみ 何のことだろうと思って読み始めました。
それは、赤毛の犬のことだったのです。
赤いおおかみは、普通にお母さんと兄弟と一緒に暮らしていたのに、突然独りぼっちになり、オオカミに拾われてオオカミの子供と一緒に大きくなったのです。
それはありえそうだけど、この赤いオオカミがそう言われる由縁となったのは、なんと言っても見た目は違っていても本当のオオカミだったからだ。
最期、自分の豊かな生涯を回顧するところなど、もう涙があふれて止まらなかった。
そう。
生まれて、出会い、育ち、闘い、食べ、悲しみ、オオカミとして一生を終えたことに心から満足して死んでいった。
私も赤いオオカミのような一生を望みます。
この本は、子供が思春期になったら是非読んでほしいです。