ある年のクリスマスに、
姪っ子にお話を作ってあげようと思った事が発端・・というこの絵本。
セラー襟の赤い服を着た人間っぽいブタが表紙に・・。
彼女の名前はオリビア。
いかにも、何かしでかしてくれそうな立ち姿に、
大いに期待をもってしまう。
思ったとおり、オリビアは画面のなかを、所狭しと飛び回る。
その表情や動作のひとつひとつが、
踊るように生き生きとしていて、
もしかしたら、人間よりも人間っぽい(?)かも!
とてもシンプルな色使いが、
かえってオリビア自信を際立たせているようだ。
発想力が豊かで、テコでも動かない頑固さ・・・
それでいて乙女チックな女の子。
なんてチャーミングなんだろう!!