動画を見て、実物がどんなものなのか気になり
書店で探しました。
ずっしりとした重厚な造りの背表紙は、
本棚の端に並んでいても 圧倒的な存在感があります。
そして、肝心の中身は・・・・
正直なところ、「実物を開いて どんな仕掛けなのか探ろう」
という好奇心もあったのですが、
手に取った瞬間、そんなものは吹き飛んでしまい
ただただ ひたすらに感動しました。
とにもかくにも、
動く!動く!!動く!!!
その動きも非常に滑らかで、
うっかり手を伸ばせば、噛み付かれてしまいそうなほどです。
耳をすませば、足音、鳴き声、息づかいすらも聞こえてくるよう…。
これはもう、仕掛け絵本の枠を超えているように思います。
まるで野生動物の世界を覗いているようで、
大人の私もドキドキしてしまいました。
本の中に世界が広がっていて、
そこに確かに動物たちが生きているようで・・・・
言葉で伝えられないのが もどかしい!!
この気持ちを、誰かと共有したい。
きっと、
「ひとりで開くには もったいない!」と思える一冊です。