内容はホロコースト(大量虐殺)で収容所に送られる車中に生後2〜3か月の主人公であるエリカが投げられ、そこで拾われ育てられ、作者である教師に偶然話されたことです
テーマは非常に重いです
直接襲撃や虐待を受けた内容はありませんが、エリカが顔もわからない両親の思いや状況を想像することで、次々と語っていく言葉が、心に突き刺さってくるようです
本能的な母の愛のすごさによって、人類は生きながらえているのだと感じます
命はすべて「奇跡」の産物だと思います
それを人間の手で亡きものにする行為を絶対にやめなければ、世の中の悲しむ母はなくならないでしょう・・・