4歳1か月の息子と読みました。
最初、息子は自分の知っている“ワニ”と“ワニぼう”のあまりの違い(ワニぼう一家はとてもかわいらしくデフォルメされているため)に「これ、ワニさん??」と怪訝な顔。
「知ってるワニさんと全然違うね〜。でも、こんなワニさんもありなんだね〜」とかなんとか、適当に流して^_^;読み進めました。
お話はとてもほのぼのした内容で、小さな子供とも安心して読み進められます。
ワニぼうとお父さんが作った雪だるまが3体。少し離れた3人の雪だるまをみて、「なんか寂しそう」と言うワニぼうに、お父さんが出したその答えが◎!
また、見開きいっぱいにたくさんの雪だるまが描かれたページはなかなか圧巻です。
息子もそのページは「うさぎさんだ!パンダさんも!」などと言いながら、特にじっくり見ていました。
もう一場面、息子の反応が大きかったのは、さくらのき さんと糸電話でお話しする場面。
ワニぼうのさくらの木への話しかけに、「そう言ったら、さくらのき さんは(なんて答える)?」と、私にさくらの木になって答える様、何度も要求してきました。そして私が「もちろん、綺麗に咲くよ。待っててねー」と答えると、とても嬉しそうに、にっこり♪
親子で仲良く、温かな気持ちになれる絵本です。