タイトルに「イタリアの民話より」
とあるように、古くからのイタリア民話が元になっているそうです。
バーバラ・クーニーさんにも
「ちいさな曲芸師 バーナビー」
というタイトルで似た内容の本があります。
元になっているのがフランス民話ということで
色々違いもあります大筋は似ています。
話し自体にキリスト教の色合いが強く、
小さいお子さんには「?」の部分も多いかも知れません。
実際、絵本をかなり読んでいる我が家の娘(4歳)でも
1回読んだだけではエンディングの部分が理解しきれていない様でした。
小学校高学年ぐらいになったらこの絵本の持つ奥深さが
感じられるのではないでしょうか。
クリスマスの前に読んであげれば、
キリスト教信者でなくても、
クリスマスを単なるバカ騒ぎのお祭りで終わらせずに、
敬虔な気持ちでクリスマスを迎えられるかも知れません。