この春からやっているZ会の国語ドリルの中に
『キングがいればバッチリさ!』を引用した問題があったので、
実際の本も読んでみようと、図書館から借りてきました。
ああ、やっぱり全部通して読むのはいいな、楽しいな、心に
残るなあと思いました。
ひとりでるすばんもできないくらい、弱虫の主人公。
頼りになる犬がいれば、るすばんも安心・・そう思って飼い始めた
キングですが、実際には、自分以上に臆病だったこの犬を守って
あげることになります。生き物と暮らすと、思いもよらなかったことが
起こって、自分の中にある強さや弱さ優しさなども発見できるもの
なのですね。また、いじめっこだと思っていたお友達も、思っていた
のとは全く違って・・といったお友達のことも再発見することができる
のだなあと思いました。