砂漠のことを簡潔に1ページ1文程度にまとめてある作品でした。
例えば、「砂漠は、めったに雨が降らない、乾燥したところです」とか、「砂丘といって、砂地になっているところもあります」といった感じで、読んでいて、どこかの博物館の展示物の前にいるような気分になりました。
各ページでは、砂漠における植物やそこに生息する生き物たちも描かれていました。
砂漠に生息する生き物は、カサカサしてごつそうなイメージを勝手に持っていましたが、
有名な狐に似た可愛らしい生き物「フェネック」ほか、ハモンドスキアシガエルとか、ササフケイなどが、紹介されていて、こんな生き物もいたんだと、驚きました。
最後には各ページのより分かりやすい解説が書かれているので、小学校4,5年生以上のお子さんでしたら理解できそうな内容になっています。