「パンダ湯」とは何か?それは、パンダによるパンダのための銭湯です。
そこで、パンダの秘密が明かされます。えー!?ウソでしょ?こんなことって・・・と意表をつかれる展開です。もちろん、フィクションです!!でも、心のどこかに、「あったらおもしろい〜」「ある?ある?」感も。そこが、この絵本の魅力でしょうか?
「パンダの絵を描いて」って言われたら、「えっと、どこが黒で、どこが白かった・・?」と戸惑いぎみだった私も、もう大丈夫かな(笑)
銭湯に必須の 温泉マーク、ロッカー、牛乳、風呂場の壁の絵などなど、細かいところにこだわりと遊び心がいっぱいです。あっ、帰るために銭湯を後にするお父さんの後ろ姿が・・・! 白黒つける「パンダワックス」家にもあるといいなぁ。
ちっちゃい子は信じるかも・・・です。なので、ユーモアや遊び心を「アハハ・・」と楽しめる大きめの子どもたちに、そして 「ふふっ」と笑いたい大人たちに、おすすめの一冊です。