おねえちゃんになった2歳の子のお気に入りです。
下の子が生まれて、赤ちゃん返りしつつも、少しずつ赤ちゃんを受け入れて頑張ろうとしている子の心に響いたようです。
最初は赤ちゃんが生まれることに対してマイナスイメージだった男の子。
出産のために一人でおばあちゃんちに預けられているのだから、そういう気持ちになるよなぁという場面からスタートします。
思わず普段からお風呂に一人で入っていると答えてしまい、初めて一人でお風呂に入ります。
そこに狼さんたちが次々とやってきて…。
最後は赤ちゃんが生まれることが楽しみになっていくのが、自然で親が読んでも心にグッときます。
おねえちゃん、おにいちゃんになることを強制したくないけれど、自然と意識してくれたらなぁという時に良い本だと感じました。