前半、チョコを食べた仲間たちが色々な“おいしい!”
の表現をしているのには、私も思わず笑ってしまいました!
(特に、こんなに美味しくていいのか!!
と怒り出したデジデジさんが、一番好き!)
そこに登場する、自分の気持ちを、表情や言葉で伝えられない“まゆちゃん”。
読んだときには、「恥ずかしがりやの女の子なのかな?」
と思いましたが、
内容紹介を読んで納得しました。
まゆちゃんが知的障がいを持っている
という設定には気が付きませんでしたが、
「色々な気持ちの表し方がある」
という、大切なテーマはダイレクトに伝わってきました。
内容は少し大きなお子さん向けかもしれませんが、
小さな子にこそ、読んで聞かせたい一冊です。