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きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

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月のしずくの子どもたち」 アダム&デヴさんの声

月のしずくの子どもたち 文:ローラ・クラウス・メルメッド
絵:ジム・ラマルシェ
訳:灰島 かり
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2013年09月01日
ISBN:9784776406198
評価スコア 4.57
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みんなの声 総数 6
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  • 満月の晩に降る雨は月のしずく

    表紙絵を見て、すぐ手に取りました。

    農場で豊かな暮らしをしている老夫婦。
    でも、彼らが望むものは、子どもでした。
    ある春の夜、大きな満月の中屋根をたたく雨の音に、
    「・・・・・・満月の晩に降る雨は月のしずくっていうじゃないか。きっといいことがあるにちがいないよ」
    というおかみさんの言葉で、二人は外へ・・・・・・。
    雨が二人に降りそそぎ、・・・・・・。

    確かに、二人にとって、良いことが起きました。
    12人ものちいさな赤ちゃんを草の中から拾ったのです。

    二人の可愛がりようは、読んでいても目を細めてしまいます。
    水の危険ん・火の危険・地の危険から、12人を守り抜く夫婦の様子を見て、子育てってこういう風にたくさんの試練を与えられるものだな〜って、しみじみ考えさせられました。

    ある晩、やって来た高貴な婦人の使い。
    12人の赤ちゃんと引き換えに宝石を提示するのですが、夫婦は、・・・・・・。

    この後の展開が、そうだったのか〜、そうなのか〜と私を呻らせました。

    エンディングが、ハッピーで読み終えほっとしました。

    文章は長めですが、灰島先生の翻訳が、美しい言葉で連なっていて、このファンタジーの世界に引き寄せられ、あっという間に読み終えました。

    読後今度は、表紙を開いて眺めましたが、夫婦の子どもたちを見つめる慈愛に満ちた表情がなんともいえず、絵も文章も訳も素敵な作品だったと再確認しました。
    高学年から、お薦めの作品です。

    投稿日:2015/09/30

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