童心社、とよたかずひこさんの「おいしいともだち」シリーズの1冊です。
シリーズの最初のほうの作品は小さい子向けのおはなし会によく使っていますが、わりと近年に出版されているフルーツ系の作品はしばらく手にしていませんでした。
ちゃんと読んでみたら、可愛いんですよ〜。いちごたちが「ずんずんずん」と、歩いていく様子がもう、ほんとに可愛かったです。
この表現力はとよたさんならではの素敵な味だな〜と思います。
前半にはかえるやへびなど、冬は冬眠する生きものが登場するのに、後半には雪だるまがいるんで、子どもたちに読んであげる時期はちょっと考えてしまいますね〜。
あまり気にしずぎるのも案ですが、違和感がありすぎる時期に読むのも何となく嫌なので、個人的には、まだ温かくならない冬の終わりくらいから春先くらいに読みたいです。