もうすぐ1年生のさきちゃんは、初めて父方の祖父母宅に一人でお泊りするのです。
忙しい両親の代わりに、たけのこ掘りを手伝うためです。
少し寂しいさきちゃんですが、お手伝いを通して、いろいろなことを感じるのです。
毎日手入れしないと大変なたけのこ作業。
お父さんの活躍話やおばあちゃんの若い頃のエピソードを聞きながら、
家族のつながりが感じられます。
おばあちゃんが、お父さんの小さい頃の絵本を読んでくれるのも素敵な光景です。
さきちゃんも役立っているという嬉しさも伝わってきます。
春先、筍の季節に読んであげたいです。