おはなし会で3歳の子達を前に読み始めると、ちゅーちゃんの気持ちになって、勇気を振り絞っておうちから飛び出して、お父さんを追いかけているようでした。ネコが潜んでいる場所を見つけては、「あそこに隠れてるよー!」と指さして、お父さんに教えてあげていました。納屋では、だんだんと忍び寄ってくるネコに、固唾をのんで見守っていましたが、最後は安堵感が広がってゆきました。ほのぼのとかわいらしい絵と、ドキドキ感がほどよくマッチ。途中に出てくる歌も、ちょっとした節をつけてあげると、より楽しいと思います。きっと今夜はみんな、お休み前に「すきすきちゅー」って、やってもらうのでは?