この本は寝る前に心穏やかになりたいときに読むのにぴったりの絵本だと思います。
ストーリーもちょっとドキドキあり、親子の愛情を感じられるという点ではとてもいいおはなしだと思いますが、残念だったのは、途中からおはなしの先がすっかり読めてしまったところです。
ピクサーの「ファインデイングニモ」を見ていなかったらわすれものの内容にも素直に感動できたのかも知れません。
私としては、もうひとひねり何か欲しかったところです。
うちの子供は、こんな感じの素敵すぎるお話はテイストがあますぎるらしく、ちょっとひいてしまいがちです。
せめて絵が変な(よく言えば芸術的)絵だったらそのギャップで喜んだかも・・・と我が家にこの手の絵本が受け入れられる条件を考えてしまいました。