町の小さいおうちは、元気が良くて、自分みたいな家を探したがっていました。ある日、悪い黒猫に頭にきたときに柱の足で蹴ることができると知って驚きます。
翌日、こっそり、こっそり歩いてみると、なんと歩けたのです。大きな家たちは邪魔しようとしたり、ひそひそ悪口を言いますが、歩けないので止められません。
家の男の子、ジョンだけが家が歩くことに気づきますが、秘密にしてあげます。
しかし、ある日、どうしても海にいきたくなった家は、歩いて海までいくのです。とても楽しかったものの、お父さんの仕事が海にはないし、家も潮風で汚くさびていきます。とうとう、あきらめて町に戻るのです。
しかし、その後、夏になれば海まで歩いてくれるようになり、1か月のバカンスをそこで過ごすようになりました。
ジョンも育って、船長になって、、帰るたびにお土産話をしてあげるのです。
家も子供も冒険したくなる絵本です。我が家も歩いたら面白いんだけどなあ、と思います。外国にいきたい!でも日本は島国なので国内しかいけないなあー、といろいろ想像できました。