『The Smallest Gift of CHRISTMAS』が原題。
ローランド少年はクリスマスプレゼントを楽しみにしていたのです。
ところが、今年のプレゼントの箱はちっぽけで、ローランドは文句を言います。
すると、プレゼントはどんどん大きくなりますが、ローランドの願いは大きくなるばかり。
ついに、大きなプレゼントを探しに宇宙まで出かけたローランドは、
小さくなっていく地球の姿を見て、大切なことに気づくのです。
ラストは、それはそれは素敵なクリスマスの光景です。
子どもらしい、ローランドの発想に共感してしまいますが、
「Gift」の意味も同時にストンと心に響きます。
クリスマスらしい、赤と緑の色彩も素敵です。
幼稚園児以上くらいからでしょうか。
大人もほっこりするクオリティの作品だと思います。